以下のような、一般的なM&Aプロセスの中で、当事務所では、M&Aアドバイザリー業務、バリュエーション業務、デューデリジェンス業務を提供しています。
M&Aアドバイザリー
M&A戦略の策定から、ターゲットの選定、相手先との交渉、クロージング、統合活動にいたるまでのM&Aプロセス全体においてサポートいたします。
バリュエーション
予備的バリュエーション、その後のデューデリジェンス等で発見された事象によるアップデート、シミュレーション作業等、貴社のご要望に沿ったバリュエーション業務をご提供いたします。
また、M&A実行後に必要となるPPAについても豊富な経験があります。
デューデリジェンス
個別案件ごとに設定する調査ポイントを徹底的に調べ、無駄のない、効果的で効率的なデューデリジェンスを提供いたします。
当事務所によるM&A支援サービスの特徴、強み
高品質なサービス
大手監査法人、投資ファンドで多数の業務実績を有する当事務所メンバーが、経験、知見を活かして質の高い業務を提供いたします。
公認会計士であり、監査・会計・税務の実務に精通しているため、買収後の会計論点の抽出や、内部管理状況に関する情報も収集することができ、買収後のスムーズな子会社管理に寄与いたします。
迅速な対応
多数の経験に基づき、効率的かつ要点を絞ったサービスを提供する、バリュエーションは6~10営業日、デューデリジェンスは2~3週間程度の作業期間で成果物を提出、ご報告いたします。
柔軟な業務スコープ
通常想定される手続を全て織込んだ業務提供はもちろん、貴社のご予算に合わせて業務範囲を柔軟に調整することが可能です(M&A実行の上で必ず実施すべき調査については、案件毎に適切にアドバイスさせていただきます)。
そのため、大手アドバイザリーファームでは取扱いづらい小規模な案件でも柔軟に対応させて頂きます。
幅広い業務範囲
貴社のご要望に応じて、会計税務以外の分野(法務、人事、ビジネス等)のデューデリジェンスについても、提携専門家と共にワンストップで対応いたします。
BAD NEWS FAST
案件成立ではなく、M&Aが最終的に貴社にとって有意義なものとなることを目標と考えているため、ネガティブな発見事項もきちんとすぐにご報告いたします。
社内リソースもサポート
M&Aはイレギュラーな対応が多数発生するため、十分なマンパワーを確保することが難しい場合があります。必要に応じて、貴社意思決定資料、金融機関向け説明資料等について、貴社のご担当者様に代わって作成いたします。
バリュエーション
M&Aにおけるバリュエーションの意義
・M&Aにおける取引価額を判断する根拠を示す
・M&Aの当事者になる企業は、取引価額についてステークホルダーへの説明責任を果たす
・買い手が策定したシナリオ(想定中期経営計画)が、M&A成立後の対象会社の中期経営計画のベースとなる
・買い手が策定した想定中期経営計画と、M&A成立後の対象会社の財務数値の実績値を比較することで、M&Aの成否の判断が可能となる
バリュエーションの主な算定手法
(1)インカム・アプローチ
将来獲得されるリターン(利益、キャッシュフロー、配当)を現在価値に還元し、企業の価値を算定する方法
a.DCF(ディスカウンテッドキャッシュフロー)法
b.収益還元法
c.配当還元法
(2)マーケット・アプローチ
企業自身もしくは同業他社の株式市場での評価を利用して、企業の価値を算定する方法
a.市場株価法(対象企業が上場企業である場合の平均市場株価)
b.株価倍率法(PER倍率、PBR倍率、EBIT倍率、EBITDA倍率など)
c.取引事例法
(3)コスト・アプローチ
企業の所有する財産の価値を個別評価し、その合計をもって企業の価値を算定する方法
a.時価純資産額法
b.簿価純資産額法
報酬および期間
・納期:6~10営業日(必要資料入手後)
短納期プラン(3~5営業日)もご用意しております。
具体的な料金につきましては、案件のお話を伺ってから、当事務所の料金表に基づいてお見積りさせていただきます。
バリュエーション業務提供実績例
上場会社A | 案件概要 | ベンチャー企業を買収する際の株価算定 | |
---|---|---|---|
報酬水準 | DCF法及び株価倍率法による算定 50万円 | ||
非上場会社B | 案件概要 | 税制非適格ストックオプションの発行におけるオプション価値評価 | |
報酬水準 | ブラック・ショールズ・モデルによる算定 20万円 | ||
上場会社C | 案件概要 | 海外企業へのマイノリティー出資における株価算定 | |
報酬水準 | DCF法及び株価倍率法による算定 60万円 | ||
非上場会社D | 案件概要 | ストックオプション発行時における権利行使価額の算定 | |
報酬水準 | DCF法及び株価倍率法による算定 30万円 | ||
上場会社E | 案件概要 | TOBにおける第三者評価機関としての株価算定 | |
報酬水準 | DCF法及び株価倍率法による算定 90万円 | ||
非上場会社F | 案件概要 | ベンチャー企業の資金調達時における株価算定(種類株式あり) | |
報酬水準 | DCF法及び株価倍率法による算定 50万円 |
デューデリジェンス
デューデリジェンスの目的
・買収に伴うリスクの洗い出し
・買収交渉に備えて売り手側の着眼点の把握とその基本的対策の立案
・買い手としての価値算定モデルの構築
・基本合意(LOI)や売買契約(SPA)に盛込むべき項目の洗い出し
主な調査対象項目
・対象会社等の事業の概要の把握
・会計方針の把握
・収益性、コスト構造の分析
・純資産への影響の分析
・運転資本・資金繰りの分析
・設備投資の状況の把握
・事業計画の分析
バリュエーション業務提供実績例
上場会社G | 案件概要 | 人材派遣会社(売上5億円)の買収における調査 | |
---|---|---|---|
報酬水準 | デューデリジェンス及び株価算定 250万円 | ||
上場会社H | 案件概要 | コンサル会社(売上2億円)の買収における調査 | |
報酬水準 | デューデリジェンス及び株価算定 150万円 | ||
上場会社I | 案件概要 | 精密機器事業(売上1.5億円)の会社分割による買収 | |
報酬水準 | デューデリジェンス及び株価算定 150万円 | ||
非上場会社J | 案件概要 | 家電卸(売上120億円)と家電メーカー(売上30億円)の経営統合 | |
報酬水準 | デューデリジェンス 400万円 |